最後の手段でもう少し住み続けることになった

代位弁済

いつの間にか夏になってしまいましたが、今年になってからずっと抱えていたマイホームの問題。売却したお金を代位弁済された保証協会への返済に充て、初期費用を一部負担してもらい、転居先に引越しすることになっていました。スムーズに話が進んでいれば、本来なら今頃はその真っ最中だったのですが、ギリギリまで色々と話がややこしくなり、最後の最後に私が決断したことは・・・

法律事務所に駆け込みました

本当に迷ったのですが、もう最後の手段を選びました。完全に家を手放す方向で新居を探し、なんとか入居審査も通過。その後、引越し業者も決めて見積りもしてもらい、日時まで決定して荷造りまで始めていたのですが、どうしても最後の悪あがきをしたくなったのです。その悪あがきに至るまでにはいろんな事情が重なり、間一髪のタイミングで決断したのです。その経緯を振り返りまとめてみました。住宅ローンを代位弁済されて任意売却することになるまでの話は以前の記事をご覧ください。

保証協会、自宅を買い取ることになった不動産業者、転居先の賃貸物件管理会社、そして私の行動を時系列に記録していきます。

8月初旬を目処に家を空け渡し、引っ越すことで話がスタート。

8月の一週目に賃貸物件に引っ越す予定となる。

引っ越し後一週間以内に完全に明け渡す予定。

引っ越しに掛かる約50万円が初期費用として必要と算出。

買い取る側の不動産会社から、初期費用の一部を負担してもらえるとの事だったので、6月中旬までにここまでの流れは順当に進みました。が・・・

だんだん話の内容が歪んでくるのです💦

まずは初期費用の件で不振を抱き始めます。本来、引っ越す前に貰うはずの初期費用。その費用が空け渡し後でなければ払えないと不動産会社が言い出しました。そうなれば当然、立て替える必要が出てきます。今の我が家にそんなお金が用意できるわけがない。そんなお金が用意できるのなら、そもそも住宅ローンを代位弁済されるまで滞納なんかしない・・・と、私は反論しました。その後は以下のように話が流れていきます。

初期費用の支払いを可能な限り前倒しするように、不動産会社と保証協会で協議が進む。

転居先の賃貸管理会社に契約を先延ばししてもらい、契約金の支払いを待ってもらう。

その間に、我が家では少しずつ引っ越し準備を進める。

この時点ではまだ8月初旬の引っ越し予定でした。そして協議の結果、不動産会社は何とか初期費用を引越しの1週間前(7月終盤)に前倒しで用意してくれる事になったのですが、今度はそこまで賃貸物件の管理会社との契約を引き延ばすのは難しくなったのです。そして、予定を変更して引越しを7月中旬にすることにしました。そうすることで、初期費用の入金と支払うタイミングが合わせられるからです。これが6月終盤の出来事。ここから大急ぎで引っ越し見積りをとり、業者を選定しました。しかし、ここまできて考えが変わりだしたのです。何とか家を手放さない方法はないのか?抵抗できる手段はないのか?と、ずっと本音では思い続けていた私は、予定が一気に約1ヵ月も早まったことで最後の悪あがきを決断をするのです。

このままではいずれ破産する

任意売却したところで代位弁済された保証協会へのローン残高支払いは残る。そのうえ、転居先の賃貸物件の家賃も乗っかってくる。よくよく考えれば、この話の先には自己破産が見えているのです。ブラックだらけの人生、今回も代位弁済されたことによって、またブラックになってしまった。どうせ自己破産が待っているのならば、と弁護士を訪ねて依頼したのは・・・

住宅ローン特則付き個人再生

詳しくは弁護士事務所のホームページで調べていただければ分かると思いますが・・・

「後悔しない個人再生するなら!」

簡単に言うと住宅ローンのみを残し、その他の債務を任意整理するといった感じです。私のように既に代位弁済された場合や、条件によっては競売が始まっていてもストップし、住宅ローンを元のように支払っていく手段です。当然、そのまま家を出る必要はありません。しかし、ハードルは高いのが現状のようです😓

兎にも角にも私は最後の最後、タイムリミットを迎える寸前でこの方法を選択しました。どんな結果になるか分かりませんが、とりあえずは、まだ家を出なくてすみそうです。時間稼ぎになるだけかもしれませんが、出来る限りの抵抗だけはしてやろうと思っています。

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